美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ

生活習慣が気になる方向けに役立つコラムをお届けしていきます。

お酒で脳が縮む危険性について詳しく解説。

 

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こんにちは。

美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ

のコラムを書いているにっしーです。

 

今回は、飲酒について、健康にどう関わるのか、

脳、カラダへの影響、うまく酒と付き合う方法について、

詳しく解説していきます。

 

日本の社会では、お酒が何かと関わる社会ですね。

一年中どんな行事にもお酒がついてきます。

お酒に関する名曲も聞いたこともあるかと思います。

 

皆さんは、お酒は好きでしょうか。

お酒を飲む、その動機として、

ストレス解消と対人関係の潤滑油として(ノミニケーション)、

活用している方もいらっしゃるかと思います。

 

ですが、お酒を飲むということについて、

これも量が過ぎれば健康を害するのは周知のとおりですよね。

 

昔から、肝臓に及ぼす影響は、皆さんもご存知かと思いますので、

今回は脳に及ぼす影響について詳しく解説していきますね。

 

アルコールには、脳とは、とても親しいものなのですが、

毎日の飲酒で、始終アルコール漬けになっていると、

脳の細胞は、梅酒の中の梅の実のように、

だんだん縮んでいくことがわかっています。

(縮んだ脳の画像はグロテスクなので載せませんが)

(厚生労働省参考ページ文章のみ)

 

これを脳萎縮といいますが、

CT、または、MRI検査で頭の中の脳の状態をスキャンして調べてみると、

アルコール依存症の方の、脳萎縮は大脳の前頭葉に多くみられます。

 

脳の前部分にある、前頭葉というのは、物事の判断や意志決定をするなど、

最も高等な精神の中枢ですから、そこに脳萎縮がおきてくると、

正しい判断ができづらくなっていくという状態になっていきます。

 

脅かすわけではありませんが、普通に考えてみたら、

お酒の飲みすぎで、脳が縮むって、想像すると、ちょっと怖いですよね。

 

アルコールを多く飲む生活習慣病の人は、

その原因がアルコールにある事実をなかなか認めようとしないひとが多いようです。

 

これについては、前頭葉の萎縮により、

最適な判断ができにくくなっているということもあるかもしれません。

物忘れが激しくなってきたり、しているとしたなら、

それが危険信号と疑ってもいいと思います。

 

そして、いっこうに酒を止めようとせず、

もっとも大事な大脳を萎縮させ続けているアルコール依存症の人のうち、

おおよそ5人に1人が、60歳を過ぎると認知症になるという、

何とも恐ろしい統計もあるようです。

そうなる前に、気をつけたいですよね。

 

体中のアルコールを代謝して、全て排泄するためには、

神経の栄養剤でもある、ビタミンB1が体内で大量に消費されます。

 

常に、酒の肴もとらないでたくさん飲む酒豪のひとは、

さらに物忘れが早くすすみ、排泄もできなくなり、

ついには意識までおかしくなることさえあるという結果も出ているようです。

 

食事もとらずに、ひたすら飲み続ける、誰が考えたかはわからない、

「酒飲みの美学」は、実際、恍惚の人への近道へと、

確実に、ひたすら進むことになっていきます。

縮んだ脳は元には戻りません。

 

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100歳を過ぎても、なお元気な高齢者の生活習慣を調べてみると、

喫煙者がほとんどいないにもかかわらず、

飲酒の習慣はかなりあったのですが、

その量は日本酒で換算して1日に0.5合以下だったそうです。

 

お酒を「百薬の長」としてうまくお酒を楽しみ、お酒と付き合うには、

少しのお酒で楽しく酔う節度、これこそが最も上手に、

お酒を飲む、楽しむための秘訣のようですね。

 

私の場合は、そんなにたくさんは飲めないのですが、

楽しい場で、どうしても飲まなければいけない場の時は、

たくさん飲めないアピールをしておくことで、

助かる場面も多くありますね。

 

この記事では、皆さんのお役にたつ雑学として、

お読みいただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。♪