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こんにちは。
美容健康クラブ~生活習慣が気になる方への
コラムを書いているにっしーです。
今回は脱毛をテーマに、
脱毛する効果にも大きく影響する、
「毛周期」について、
殆どの脱毛施術しているお店でのカウンセリングでは、
この毛周期について、簡単に説明するだけで、
その仕組みや、なぜそうなのか、
物理的なことまでは説明しないと思います。
詳しく解説していきましょう。
毛周期って脱毛することに関係あるのか?
脱毛施術を受ける一連の流れ上、
無視できない毛周期ですが、
脱毛エステサロンや、医療脱毛クリニックの
ホームページなどの説明には、
毛周期に合わせて脱毛を行います。
と記載されているのをよく目にしますよね。
ですが、
毛周期とは何なのかを全く知らない方にとっては、
なぜ毛周期に合わせて脱毛する必要があるのか?
初めて脱毛するひとは、このように不思議に思いますよね。
毛周期って何?
毛周期について解説しますと、
- 成長初期
↓ - 成長後期
↓ - 退行期
↓ - 休止期
上記の4段階のサイクルを繰り返すことになります。
毛の生え変わる周期のことをを表していて、
これを毛周期と言います。
毛を意図的に引っ張ってもないのに、
髪の毛やまつげが、ポロリと自然と抜け落ちるのは、
毛が、サイクル上、成長期を終え休止に入るためです。
前述の情報だけだと、
毛周期と脱毛は無関係のように見えますが、
実は、医療レーザー脱毛が反応する、
毛というのは成長期の毛だけなのです。
退行期や、休止期の毛の時には、
ほぼ無反応で効果が無いため、
部位ごとに毛周期を意識して、
脱毛施術をする必要があると言えるのですね。
毛周期のサイクルの中では、
成長期の毛が一番脱毛施術効果が上がる
成長期の毛では、
ムダ毛に含まれるメラニン(黒い色素)に
反応する仕組みですので、
毛を再生する元である毛乳頭を破壊します。
特に医療脱毛では、
この毛の根に当たる部分を破壊する度合いが、
脱毛エステサロンとは違うので、
医師免許が必要なのです。
逆に退行期に脱毛した場合には効果はどうなのか?
それは物理的に考えても、わかり切ったことですよね。
退行期、休止期に脱毛施術をしても、
脱毛に適さない条件がそろっていて、
メラニンがうすいために効果もうすいと思いますね。
部位ごとのおおよその毛周期
脱毛するであろう部位ごとの毛周期を表にしてみました。
部位 | 成長期 | 休止期 |
---|---|---|
頭髪 | 約2年から約6年 | 約3か月から約4か月 |
口の周り、ヒゲ | 約4か月から約1年 | 約2か月から約3か月 |
腕 | 約3か月から約4か月 | 約4か月から約5か月 |
ワキ | 約4か月 | 約3か月 |
VIO(陰部周辺) | 約1年から約2年 | 約1年から約1年半 |
足 | 約4か月 | 約6か月 |
例として、頭髪ならば、
約2年~約6年くらいの成長期を続けた後で、
休止期に入り毛が抜け落ちます。
それから、3~4か月の休止期を終え、
再度、毛が生えるという流れを繰り返します。
頭髪や、VIO(陰部の毛)のように毛が濃く、
長く伸びる毛ほど毛周期のサイクルが長いことになるのです。
ムダ毛では、毛の1本1本違うタイミングで生え変わるために、
同じ部位でも成長期を迎えている毛もあれば、
退行期の毛があったりとバラバラということも普通なので
正確に毛周期を見分けるのは不可能と言えるかもしれません。