美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ

生活習慣が気になる方向けに役立つコラムをお届けしていきます。

脱毛の効果にも大きく影響する「毛周期」は部位別で違うのか?①~

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こんにちは。

美容健康クラブ~生活習慣が気になる方への

コラムを書いているにっしーです。

 

今回は脱毛をテーマに、

脱毛する効果にも大きく影響する、

「毛周期」について、

殆どの脱毛施術しているお店でのカウンセリングでは、

この毛周期について、簡単に説明するだけで、

その仕組みや、なぜそうなのか、

物理的なことまでは説明しないと思います。

詳しく解説していきましょう。

 

毛周期って脱毛することに関係あるのか?

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脱毛施術を受ける一連の流れ上、

無視できない毛周期ですが、

脱毛エステサロンや、医療脱毛クリニックの

ホームページなどの説明には、

毛周期に合わせて脱毛を行います。

と記載されているのをよく目にしますよね。

 

ですが、

毛周期とは何なのかを全く知らない方にとっては、

なぜ毛周期に合わせて脱毛する必要があるのか?

初めて脱毛するひとは、このように不思議に思いますよね。

 

毛周期って何?

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毛周期について解説しますと、

  • 成長初期
     ↓
  • 成長後期
     ↓
  • 退行期
     ↓
  • 休止期

上記の4段階のサイクルを繰り返すことになります。

毛の生え変わる周期のことをを表していて、

これを毛周期と言います。

 

毛を意図的に引っ張ってもないのに、

髪の毛やまつげが、ポロリと自然と抜け落ちるのは、

毛が、サイクル上、成長期を終え休止に入るためです。

 

前述の情報だけだと、

毛周期と脱毛は無関係のように見えますが、

実は、医療レーザー脱毛が反応する、

毛というのは成長期の毛だけなのです。

 

退行期や、休止期の毛の時には、

ほぼ無反応で効果が無いため、

部位ごとに毛周期を意識して、

脱毛施術をする必要があると言えるのですね。

 

 

毛周期のサイクルの中では、
成長期の毛が一番脱毛施術効果が上がる

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成長期の毛では、

ムダ毛に含まれるメラニン(黒い色素)に

反応する仕組みですので、

毛を再生する元である毛乳頭を破壊します。

 

特に医療脱毛では、

この毛の根に当たる部分を破壊する度合いが、

脱毛エステサロンとは違うので、

医師免許が必要なのです。

 

逆に退行期に脱毛した場合には効果はどうなのか?

それは物理的に考えても、わかり切ったことですよね。

退行期、休止期に脱毛施術をしても、

脱毛に適さない条件がそろっていて、

メラニンがうすいために効果もうすいと思いますね。

 

部位ごとのおおよその毛周期

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脱毛するであろう部位ごとの毛周期を表にしてみました。

 

部位 成長期 休止期
頭髪 約2年から約6年 約3か月から約4か月
口の周り、ヒゲ 約4か月から約1年 約2か月から約3か月
約3か月から約4か月 約4か月から約5か月
ワキ 約4か月 約3か月
VIO(陰部周辺) 約1年から約2年 約1年から約1年半
約4か月 約6か月

 

例として、頭髪ならば、

約2年~約6年くらいの成長期を続けた後で、

休止期に入り毛が抜け落ちます。

 

それから、3~4か月の休止期を終え、

再度、毛が生えるという流れを繰り返します。

頭髪や、VIO(陰部の毛)のように毛が濃く、

長く伸びる毛ほど毛周期のサイクルが長いことになるのです。

 

ムダ毛では、毛の1本1本違うタイミングで生え変わるために、

同じ部位でも成長期を迎えている毛もあれば、

退行期の毛があったりとバラバラということも普通なので

正確に毛周期を見分けるのは不可能と言えるかもしれません。

 

 

脱毛の効果にも大きく影響する「毛周期」は部位別で違うのか?~②に続く