では詳しく解説していきましょう。
生姜の効果が期待できる成分とはどんなものか?
生姜の効果で、
身体を温めたり、風邪予防の効果が期待できたりするのは、
生姜の3つの成分にあると言えるでしょう。
辛味成分・ジンゲロール
生の生姜に含まれている、辛み成分のジンゲロールは免疫力を高め、
殺菌作用があり、体内の熱を取り除き血行促進する働きがあることから、
風邪予防に効果が期待できると言われていますね。
身体を温める作用のあるショウガオール
生姜を加熱したり、乾燥させたりすることで、
ジンゲロールがショウガオールに変化すると言われていますね。
ショウガオールは、血行を促進し、身体の中から、
熱を作り出し温めるだけでなく、新陳代謝が活発になり、
発汗作用を高める働きがあり、冷え性改善に効果が期待できると言われていますね。
香り主成分のシネオール
香り成分シネオールについては、
胃腸を整えて食欲増進、疲労回復、
デトックス、消炎作用の効果が期待できると言われているようですね。
生姜の効果的な食べ方はどんなもの?
生姜は、生から加熱することで栄養素が変化するため、
調理方法によって効果が違ってきますね。
<生の場合>
風邪の引き始めで、喉の痛みがある時などには、
すりおろし、薬味として使うことがオススメでしょう。
ジンゲロールは、空気に触れると減少するため、食べる直前にすりおろしましょう。
<加熱する場合>
身体の中心から温めて、冷え性改善や風邪予防をする時には、
生姜焼、鍋やお味噌汁になどの料理に、
少量加えて加熱して使うことがオススメでしょう。
<乾燥させたものの場合>
生姜は、乾燥することで、
ショウガオールとジンゲロールが増えると言われていますね。
乾燥した生姜では、そのまま食べたり、
料理や、ホットドリンクに加えたりと活用できます。
~簡単な乾燥生姜の作り方について~
オーブンを用いて作る場合、
薄くスライスした生姜をクッキングシートを敷いたオーブンの天板に並べます。
100℃に設定したオーブンで(余熱なし)50分間加熱します。
水分が残っていた場合は、加熱は10分間ごとに延長してください。
オーブンから出し冷ましたら完成です。
天日干しの場合では、薄くスライスした生姜をザルやネットに並べます。
日の当たる窓際などで、干しておいて時折ひっくり返します。
約2日~5日ほどで、できあがります。
乾燥生姜は、手で、ポキンと折れるくらいまで、乾燥していたらできあがりです。
生姜は、スーパーなどで、一年中販売してますが、
本来の生姜の旬については、9〜11月が旬の時期です。
日頃から、料理などでよく使う黄金色の生姜の品種は、
古根生姜(ヒネショウガ)と呼ばれています。
やはり健康面を考えると、チューブタイプより生の生姜がおススメでしょう。
<良い生姜の選び方は?>
生姜の選び方は、固くて、皮にシワ、傷、色むらなく黄金色のツヤがあり、
形がふっくらと張りがあるものを選びましょう。
さらに、生姜のシマ模様が等間隔で、
切り口が乾燥しておらず、黄色でみずみずしいものが良いとされていますね。
<生姜の保存方法について>
生姜はすぐに全てを使いきれないことが多いと思いますね。
水洗いした生姜を 瓶やタッパーなどの保存容器に入れ、
生姜がかぶるくらいに水を張り、蓋をして冷蔵庫に保管します。
約2~3日ごとに、水を替えれば約1カ月くらい保存可能になりますね。
丸ごとの生姜の他、スライスや、使いかけの生姜でも、
同じ保存方法が効くのでおすすめですね。
生姜は、生のまま冷凍保存もできます。
冷凍の場合では、丸ごとではなく、
スライスやすりおろしなど、
料理に応じた使いやすい形で、保存するのが便利でしょう。
生姜を小分けにラップに包んで、ジップロックに入れて冷凍庫に保存します。
約1〜2カ月くらい保存が可能になりますね。
使用する時には、解凍せずに凍ったまま使いましょう。
長期保存で殺菌効果の高い生姜でも、カビが生えることもあります。
カビが生えたら、部分カットなどせず、迷わず捨てましょう。
料理や、チャイなど、皮ごと使うほうが、
漢方の考え方からもおススメの方法でしょうね。
あとは夜に生姜を多く摂ると、逆効果で冷えにつながりやすいと言われています。
冷え対策として生姜を取り入れてみるのなら、朝と昼がベストでしょう。
生姜を上手に摂り入れて冬を健康的に過ごしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
種類別アーカイブの中から、
あと1つだけ記事を観て行ってくださるとメチャメチャ助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございます。♪