美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ

生活習慣が気になる方向けに役立つコラムをお届けしていきます。

疲れやだるさの原因は何なのかを詳しく解説。未病を防ぐための習慣について。

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こんにちは。

美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へのコラムを書いている

にっしーです。

 

今回は、季節の変わり目にも多い、体調不良、疲れ、ダルさの原因について、

健康面での生活習慣や、未病についても詳しく解説していきましょう。

 

皆さんも今秋になって、夏の暑さが和らぎ、涼しくなってから、

何だかわからないけど、なんとなく調子よくないと感じているひとも

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

・その疲れやだるさ、気を付けてください。それは未病かもしれませんよ。

 

未病という言葉を皆さんもどこかで聞いた記憶があるかもしれません。

これは東洋医学の考え方だそうですが、これは病気になる前段階のことで、

検査では異常がみられず病名がつかないものの、健康が損なわれている状態です。

 

これはとても自然な考え方でもあります。

病気というのは、白が黒になるように突然異常な状態となるものではなく、

気づかないところでじわじわと小さな影響が蓄積して体に変化を起こし、

結果的に医師が診断できるほどの異常へと発展するものだからです。

 

その間の体調といえば、当然、体の重さやだるさ、気分が晴れない、

寝ても疲れがとれないといった不調をともなうものとなるでしょう。

その疲れやだるさの解消に必要なのが「野菜」だと考えられるのです。

 

 

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<疲れやだるさの解消に必要なのは「野菜」が良いです>
 

なぜそう言いきれるのかについて詳しく


それは重要な論文をすべて調べた結果だからです。

私の調べた情報からは、「本当に健康になる食」とは次のような内容です。

 

・野菜は多くの疾患の予防に効果的

・肉、脂質、炭水化物は要注意

・食品からとる栄養は効果的だが、サプリは効果的とはいい切れない。

 

こんなに簡単でいいの?と意外に思うかもしれませんが、

これらは600以上の重要論文にもとづく結果です。

 

世の中にはこのシンプルな結果以外の情報が数多くあふれすぎていて、

私たちはそれにふりまわされていると言えるからですね。

 

この結果から見えてくるのは、

「野菜によって病気になるリスクが減る」ということは間違いないようですね。

 

これは同時に、

「病気の前段階である未病になるリスクも減る」ということを示すものになりますね。

ですので、未病の解消には野菜をたっぷりとることが有効だというのが、

最も理にかなった考え方となってくると思いますね。

 

私の以前の記事にも、菜食VEGANヴィーガン)について書いたことでも、

「肉、油、炭水化物を多くとることで病気になるリスクが増える」

ということもわかっています。

 

これもつまりですね、

「未病になるリスクが増える」ことを意味しますので、

未病の解消には肉、油、炭水化物を減らすことが有効だといえます。

 

不飽和脂肪酸、動物性脂肪、加工肉など、

カラダにとって、本来不要なものは、

化学的に調味されたものなどに多く含まれていますね。

 

さらに、サプリなどの精製された栄養では、

効果はないか、または不明であることがわかっているようですね。

 

また、サプリ以外の健康食品(特定保健用食品も含む)については、

メタアナリシスすら行われていません。

 

これはつまり、健康食品による、

「未病を解消する効果」は科学的にはっきりしていないことを意味していますね。

 

寝不足であれば睡眠をとる必要があるし、

運動不足なら運動をすることで大きな健康効果が得られるでしょう。

 

また、好きなことをして気分転換をしたり、

ゆっくりとリラックスすることで元気になることもあります。

このようにして疲れが解消されるなら、それは健康な状態だといえますよね。

 

ですが、それでも取りのぞけない疲れなら、

それは未病という状態をまず疑うべきです。

そして、その第一の原因として考えられるのが野菜の不足でしょう。

 

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食の変化 と 病気の増加について

休んで解消されない疲れやだるさは、

病気の手前の「未病」という状態かもしれませんね。

 

実は今、日本では病気になる人が増えつづけている傾向にあります。

そのため、未病の人も増えつづけていると考えられます。

病気になる人が増えつづける間、私たちの食生活も大きく変化しています。

下のグラフを見ると、私たちの野菜の消費量は年を追うごとに減少しています。

農林水産省、国民1人あたりの野菜の消費量データから)

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しかもその「野菜不足」は、年齢が若いほど顕著のようですね。

(図1、厚生労働省の調べた年代別の野菜の摂取量データから)

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野菜の消費量が減りつづける一方で、

肉と油の消費量は約4倍に増えているのがわかります。

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この図のように、食生活が大きく変化すると、

国内のがんや脳卒中などの患者数は実に4倍以上になっています。

実際の数でいうと、2008年時点での国内の総患者数は、

がん、心臓疾患、脳卒中でそれぞれ約150万人、糖尿病は240万人にものぼります。

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こうした患者数の増加は食べものだけが原因だとはいえませんが、
私たちが毎日食べるものの影響は決して小さくありません。

「メタ栄養学」が明らかにしているのは、
食生活の変化のうち野菜の消費量が減り続ける一方で、

野菜以外の消費量が大きくなっていることが、
これらの病気が増える大きな原因だという、
明確な根拠があるということになるのですね。

私の場合は、

動物性のものを一切食べない菜食VEGANヴィーガン)ですので、

野菜不足に関しては全く問題ないと言えます。

 

ご自身で、いつもとなんか体調が変だなと気づいたときは、

お気を付けくださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。