こんにちは。
美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ~の
コラムを書いているにっしーです。
今回のコラムでは、カラダの最も基礎的な栄養失調ともなりやすい、
鉄分について詳しく解説していきましょう。
貧血?鉄分?そんなの意識したことなんてないって人もいらっしゃるかと思いますが、
今日、このコラムを読んで今日から、鉄分を意識することになるでしょう。
私も、過去に3つの仕事を掛け持ちして、
重度の貧血で、働くことにドクターストップで、
このまま働き続けたら寿命を迎えると、宣告された過去があり、
その経験からも、鉄分は、本当に大切だということを
今回のコラムでお伝え出来ればと思っております。
今は、貧血にはなっていませんが、油断すると、
貧血の症状が軽く出たりはしています。
個人差はあるかもしれませんが、
鉄分不足に一度なると、再発性は高いかもしれませんね。
今年の夏は、というより、毎年、夏は「記録的な猛暑」と言われていますが、
その煽りで秋に入った今、夏バテとは違う症状を感じている方も多いと思います。
それにより、だるい、重い、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、
肌荒れ、髪のパサつき、食欲不振、お腹の不調など、
身体のさまざまなところに「疲れ」の症状が出てきます。
この「疲れ」の重要なキーを握っているのが「ミネラル」。
ミネラルとは、体内の微量な金属のことで、
人体のホルモンの合成に必要であり、
特に脳神経の発達などに重要な役割を果たしています。
残念なことに、ミネラルは体内で合成できないため、
食事から摂取する必要があるのですが、
近年の日本人の食事には栄養の偏りがあり、
それに伴って、ミネラル不足のひとが急増しているのも現状です。
<ミネラルが不足するとどうなるのかについて>
夏だけなく、寒暖差が激しい秋でも、無意識のうちに汗をかくことで、ミネラルが不足すると起こる症状としては、
東洋医学でいう『未病』(=健康ともいえないが、病気ともいえない状態のこと)
<ミネラル対策について詳しく>
食事から摂取すること
ミネラルは、肉や魚などよりも、野菜などの「たんぱく質」に多く含まれており、
ビタミンBの多い豆類、オメガ3をクルミ、
安価で良質なたんぱく質である大豆などが特におすすめです。
食事から摂ることが難しい場合は、サプリの利用を考えてみるのもいいでしょう。
ミネラルのひとつ「鉄」の重要性は、海外でも認識されており、
アメリカをはじめ、鉄分を加えた強化小麦粉を義務付けている国があるくらいです。
それに対して、日本ではミネラル不足が、国として対策されずに放置されています。
「鉄分」を調理道具から摂取することについて
昔から、包丁や、鍋などの調理道具は、
鉄製だったため、調理の際に、自然に溶け出し鉄を摂取できていたと言えます。
ですが、現在は、ステンレス製の調理器具が多くなり、
意識して、鉄を摂る習慣が必要になってきています。
<鉄欠乏性貧血について>
鉄不足が起こると最もよくみられる症状に「貧血」があります。赤血球は骨髄で作られ、身体中に酸素や栄養を運ぶトラックの役割をします。
このトラックの台数が足りなくなるのが「貧血」です。
貧血の診断をするには、血液検査でヘモグロビン数をみますが、 ヘモグロビン数は正常なのに貧血の症状だけが起こることがあります。
これが「鉄欠乏性貧血」です。
【それはどんな病気なの?】
赤血球の中のヘモグロビンを構成する鉄が不足することによって起こる、
貧血を鉄欠乏性貧血といいます。
【原因として】
1番の原因は体内の鉄不足です。
栄養のバランスが崩れているなどの要因があり、
体に貯蔵してある鉄が失われ、血液中の鉄が不足するのが一般的です。
また妊娠・出産・授乳・月経によって鉄を大量に失うことでも、
鉄欠乏性貧血は起こります。
食べる量から摂取する鉄分が不足するもう一つの要因は、
摂取する食べ物が少ないことも挙げられます。
【予防法として】
大切なのは、鉄を豊富に含んだ食材を食べることと、
バランスのよい食事をとることが大切です。
とくに、妊娠中や生理中は気をつけなければいけませんね。
また、食事での摂取が難しい場合には、
栄養補助食品(サプリメント)などもありますが、
サプリメントで鉄ばかり補給しても、
鉄を吸収するために、必要なビタミンCや、血液をつくるために、
必要な栄養素が不足していては、貧血を免れることはできません。
追伸
貧血の一番わかりやすい自覚症状としては、
まず、何をするにも息切れしやすいこと。
疲れやすい、寝ても朝起きれない、など、
カラダの各部分に酸素が、運ばれにくくなり、
記憶力が落ちるなど、
脳への影響もあると言えるかもしれません。
いずれにしても、鉄分はカラダを構成する、健康を保つ上では、
大切な栄養素のひとつですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。♪