美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ

生活習慣が気になる方向けに役立つコラムをお届けしていきます。

スパイスの薬膳効果とその効能について。【3章】

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~スパイスの薬膳効果とその効能について。【2章】からの続き~

 

こんにちは。

美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へのコラムを書いている、

にっしーです。

 

今回、インド料理や、スパイスを多く使う料理を食べると、

なぜお腹を壊すことがあるのかについて、

気になる部分を詳しく解説していきましょう。

 

美味しいカレーをインド料理、ネパール料理など、

スパイスを多く使われているカレーをより美味しく、

苦手意識が少しでも軽減できる助けになれば幸いでございます。

 

 

スパイス使い方で香辛料でお腹を壊す原因と対策について詳しく>

 

皆さんが、よくご存知の香辛料やスパイスには、

料理の味を引き立てる大事な役割がありますね。

スパイスの効いた料理は、スパイスの効能によって食欲が増して、

ついつい食べ過ぎてしまうくらいおいしいものです。

 

ですが、香辛料の食べ方、使い方によっては、

残念ながら下痢を引き起こしてしまうことがあります。

スパイスのよくきいた、辛いカレーを食べて、

下痢になったことがあるという方も少なからずいるのではないでしょうか。

 

そこで、今回は、食事をおいしくしてくれる香辛料が、

なぜ下痢を引き起こすのかについてみていきましょう。

また下痢になることなく、上手に香辛料を使う方法についてもご紹介していきます。

 

 

<お腹を壊しやすい香辛料(スパイス)の食べ方と使い方について>

 

・お腹を壊す原因として

香辛料の使い過ぎや、食べ過ぎによって引き起る、

腹痛、下痢は、香辛料の使い過ぎが原因の場合があります。

香辛料全てが辛いものというわけではなく、

その中には、数種のみに、辛みや刺激の強いものがあります。

 

その香辛料の刺激的な味や香りは食欲を増進してくれるものですが、

量が多すぎると胃腸を刺激して下痢を引き起こす場合があるのです。


また、香辛料に対する強さは個人差や、体調、

胃腸の調子、慣れも大きくかかわってくるでしょう。

体質によっては、香辛料を受け付けない、

アレルギー体質の人もいますので、注意したいところですね。

 

・食べていると舌が麻痺して味覚がわからなくなることについて

香辛料の中でも、唐辛子の類は、辛さで舌が麻痺することがあります。

唐辛子が多く入った料理を食べていると、食べ始めは、辛くても、

段々となじんでしまい、麻痺してきますよね。

 

そして、下の感覚が辛さでしびれて麻痺して、

つい食べ過ぎてしまうということがあると思います。

 

辛いものが好きな人は、より辛いものを求めて、

どんどん香辛料をとりすぎる傾向にあります。

これは辛さに耐えるために脳が快楽物質を出しているためだそうです。

 

アドレナリンですね。

このように刺激の強い香辛料を気づかずにとりすぎてしまうことで、

下痢を引き起こしてしまっているかしれません。

 

・辛さを緩和するのに水を大量に飲むことについて

辛すぎるものを食べると、たくさんの水を飲もうとしますよね。

実は、これが逆効果だったりするのです。

 

辛味成分であるカプサイシンは水には溶けないため、

逆に口の中に辛味成分を広げてしまうことになるのです。

 

水を飲んでも辛さが収まらず、さらにたくさんの水を飲んでしまう、

という連鎖で水分を取りすぎてしまうことも下痢につながるということになります。

 

ありがちな事ですが水を飲むのは確かに辛さはマシにはなりますが、

これが原因でお腹を壊すとは、ちょっと意外ですよね。(^^)

 

 

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<お腹を壊して下痢になる原因について詳しく解説>

香辛料の中には、胃腸を刺激しやすいものが数種類あります。

ではなぜお腹をこわすひとがいるのでしょうか?

 

 

・香辛料の中には刺激が強く胃腸を刺激しやすいものがあること

香辛料には、全てではありませんが、おいしそうな香りや、

色で食欲をそそる半面、とりすぎると胃腸を強く刺激しすぎることがあります。

 

スパイスやハーブの中には、

ヨーロッパでは、古くから家庭の薬として使われいた、歴史を持つものや、

漢方薬として、現在でも胃腸薬に使われているものもありますね。


もっとも、薬も使い方を間違えれば、

体によくないというのは、皆さんもご承知の通りです。

 

スパイス、ハーブも、薬と同じですので、

一度に多くの量をとってしまうと、胃腸を刺激して、

薬効で下痢などの症状を引き起こしてしまいます。

 

せっかくおいしい食事をいただくのですから、

あとで下痢になってしまわないよう適量にすることをお勧めします。

 

せっかく美味しく食べていても、

食べる量を間違えると、苦しむ結果になるというわけですね。

その量も人によって、千差万別でしょう。

 

 

・腸のぜんどう運動を高める働きがあることについて

とうがらしに含まれている、皆さんもご存知の「カプサイシン」という辛味成分は、

交感神経を働かせ、食欲増進など、腸のぜんどう運動を活発にさせてくれます。

 

腸のぜんどう運動自体は、消化した食べ物を動かさせたり、

お通じをよくしてくれる大切な働きです。


ですが、カプサイシンをとりすぎると、腸のぜんどう運動が活発になりすぎて、

下痢を引き起こしてしまうことがあります。

そして、大量の「カプサイシン」の刺激によって、

胃腸にダメージを与えることもあります。

 

皆さんもご経験がお有りかと思いますが、

辛い物を食べすぎて、お腹を壊して、お尻がヒリヒリ痛い経験があると思います。

つらいですよね。

 

 

・胃腸に高負荷となって消化不良になることについて

一部の香辛料が胃腸に強い刺激を与えることは、

前述でもお伝えさせていただきましたが、

実際には、日本人の胃腸がスパイスやハーブには

あまり強くはない体質だと言われていますね。

 

私が調べたところ、それもスパイス、ハーブは古くより、

加工肉の食品の腐敗を遅らせるものとして、使われてきたようですが、

農耕民族文化である日本人は、食肉の文化がほとんどなかったのです。

 

近年、急速に広まったであろう、肉の食文化に合わせて、

スパイスも徐々に広まっていますが、

日本人にとってはまだまだ新しい文化だという認識なのかもしれませんね。


そんな理由で、香辛料が胃腸にとって負担をかけ、

消化不良や下痢を引き起こすという見方もあると思います。

珍しいスパイスや、新鮮なレシピにはチャレンジしてみたいものですが、

一度に、大量の香辛料をとるのは、ちょっと考えてみても、

減らしたほうがが賢明なのかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。♪

 

次記事、

~スパイスの薬膳効果とその効能について。【4章】~ へ続く

<お腹を壊して下痢になるスパイス、ハーブの使い方や食べ方について>です。

 

 

100時間カレー