こんにちは。
「美容健康クラブ~生活習慣が気になる方へ」の、
コラムを書いているにっしーです。
前回のコラムでは、
そして菜食者の詳細について解説しました。
近年、注目されてきている、菜食主義、
菜食だけで食べるものを摂取したときの
メリット・デメリットについて、
私が調べて得た情報の範囲と、
私が、実際に菜食を継続し、自分のカラダを使って
体感したことをも含めて書いていきますね。
<菜食主義の歴史について>
図書館などで、古い文献を調べると、ベジタリアン発祥の地として、
場所は、イギリス です。
が、インドも、人口の3~4割は菜食文化があり、
古くから菜食文化の歴史があることでも知られていますね。
1847年に同国の菜食主義協会によって発足されたと記されています。
ベジタリアン(菜食主義)は、
健康面、倫理的、宗教上の戒律など、
動物性の食品は一切または一部摂取しない食生活を
取り入れている人のことの総称です。
前回の記事にも記した、
ペスカトリアンも、ヴィーガンも、
ベジタリアンの大枠の類に入ります。
その類の方々は、動物性の食材(肉、魚介類)を、
厳格に一切摂取しない場合はヴィーガンで、
限定した食肉以外のものを許容範囲にしているベジタリアンは、
卵、乳製品(チーズ、牛乳、バター、ヨーグルトなど)、
蜂製品(ハチミツなど)は食べます。
完全菜食主義を貫いている人が多い”ヴィーガン”とは異なり、
ベジタリアンの場合、宗教、倫理とは関係なく、
個人の健康法として取り入れている人も、
その範囲は広く多くいるようですね。
色々な理由で、人々の食生活に取り入れられている、
ベジタリアンについて、プラス面とマイナス面を解説していきましょう。
「栄養学的視点から見る菜食主義を取り入れる利点」
ウィルス感染症や、病気になりにくいと言われている。
菜食だけの食事に関しては、
菜食だけの食生活をしている方々の方が、
ビタミンなども多くを摂取できるのです。
本当に菜食主義者が病気になりにくいのか、その根拠を調べてみました。
この見解に、アンチな意見の人が多いのも事実ですが、
何が正しい情報かどうかを見極め、何をどう食べるのかは、
個人の選択の自由です。
菜食の利点 その1
<内臓脂肪の減少について>
肉や卵などは、特にコレステロール、カロリーを高く含んでいるため、
1日の必要摂取目安量より多く食べれば、確実にカロリーオーバーしてしまい、
肥満など、様々な病気を引き起こす要因があります。
ですが、ベジタリアンの生活では、
ほぼ100%に近い野菜中心の食生活となるため、
野菜はカロリーが低く、ビタミン類、食物繊維を多く含むので、
体内のコレステロール堆積の慢性化を予防できます。
菜食の利点 その2
<疲れにくい、バテにくい>
食用の肉類は、消化にかかる時間は、
約12時間から24時間くらい、かかると言われています。
それに比べ、野菜の消化時間は約2時間ほど、
そのうちの果物はわずか40分くらいで消化が完了すると言われています。
そして、動物性のものを摂取した場合には、
野菜類を摂取した場合の約3倍のエネルギーを使うと言われています。
菜食の生活で、食肉の量を減らすと、
体の疲労感の修復にエネルギーが使われて、
倦怠感や、疲労感が少なくなると考えられています。
この点については、私も筋トレを毎日していますが、
肉食していた頃より、筋肉痛の回復が早くて、
寝つきも寝起きも良くなり、体のパフォーマンスは上がっていると感じています。
菜食の利点その3
<心臓病の発病の確率低下>
その2で書いたように、食肉の消化時間が長いことで、
たくさんのエネルギーが必要となるわけです。
そのため心臓への負担も高くなります。
野菜や果物は、食肉と比べ、消化時間が短いため、
菜食生活を送ることの利点として、
心臓病のリスクが低下します。
菜食の利点その4
<便秘が治る>
特に大腸には100種類以上、
100億を超える数の善玉菌、悪玉菌を含めて、
腸内に生息しているとされていますね。
動物性たんぱく質を取りすぎると、
体内で吸収されずに残ったたんぱく質が、腸内に送られますが、
腸内へ送られた動物性たんぱく質は悪玉菌のエサとなり、
悪玉菌が増殖してしまう傾向にあります。。
従って、実はこうした悪玉菌の増殖で、
腸の全運動が低下して、便が運ばれにくくなる、
便秘の原因のひとつになるのです。
また、肉類は食物繊維の量が少ないため、
菜食生活で野菜類を多く摂取することで、
腸内環境の改善が期待できますね。
腸の活動が良くなれば、肌の調子も良くなりますね。
~次の記事へ続く~